はじめに

当院では、まず飼い主様のお話をよく聞くことから始まり、インフォームド・コンセントをきちんと行います。考えられる病気の種類・内容、診断に必要な検査法、治療法、代替療法、副作用、成功率、予後などだけでなく、費用についてもきちんと説明し、飼い主様と動物の状況を考えた上で、十分に話し合い、お互いにとって最良と思える方法を提案していきたいと考えております。

一般診療

来院される動物の多い主訴として、下痢や嘔吐、食欲不振や元気がないなどが挙げられます。
これらの症状は、若い子からシニア動物までみられるものであり、一時的なもの、生活習慣の見直しで治るもの、対症療法で治るものから、実は重病が関与しているものまで様々です。
当院では、それらの症状をしっかりと見極め、適切な診療を心がけております。
最重要視していることは、大病を見逃さないことです。

また、当院には、日本動物病院協会(JAHA)公認の総合臨床認定医が在籍しておりますので、不定愁訴を含めた様々な症状・病気に対して幅広く対応しております。

予防医療(ワクチン)

一番理想的と言える治療は病気を早期段階で発見し治療をすること、もしくはあらかじめできる限りのあらゆる病気や寄生虫から予防しておくことではないでしょうか。異変に気付いた時には場合によってはすでに手遅れという事もあり得ますので、予防はどんな薬・治療よりも、優れた医療と言えます。

必ず行っていただきたい予防接種・ワクチン

混合ワクチン接種 様々な感染症や伝染病の予防に
狂犬病予防接種 法律で年1回の接種が義務づけられています
フィラリア予防 蚊に刺される事によって寄生します
ノミ・ダニ予防 人間にも寄生するので注意が必要です

定期健診(動物ドック検査)

当院では定期的な健康診断を行っています。
言葉を話せない動物のかわりにネクスト動物医療センターにて検査を駆使して健康状態を把握します。大切な家族といつまでも楽しい生活を送るためにも定期健診はとても大切です。
検査内容は、動物の年齢によって若干変わりますが、身体検査、血液検査、尿検査、糞便検査、エコー検査、レントゲン検査、眼科検査などがあります。まずは、お気軽にご相談ください。

去勢・避妊手術

去勢・避妊手術をすることにより、ペットの死亡率を高めている癌や生殖器系の病気を未然に防ぐ事ができます。予防できる病気としては、雄犬の場合は前立腺肥大、会陰ヘルニアなど、雌犬や雌猫の場合は子宮疾患(内膜炎、蓄膿症)、乳腺腫瘍などが挙げられます。
繁殖させることを考えられていない場合、犬は生後5ヶ月以降、猫は生後4ヶ月以降の適切な時期に手術してあげるのが良いでしょう。

歯周病予防(歯石除去)

動物にとっても歯はとても大事な組織の一つです。動物の歯周病の原因のほとんどが歯石が原因だと言われています。当院では、歯周病予防として歯石の除去を重点に治療を進めています。歯石の除去後も日頃から飼い主様が歯周病にも注意をおいて、歯磨きをしてあげることが大切です。